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岡山県 総合政策局長に万代氏 第1次異動発表 総務部長は浮田氏

 岡山県は19日、2024年度定期人事異動の第1次(部長、次長級)を発表した。25年度スタートの次期県政中期行動計画の策定を指揮する総合政策局長に万代洋士農林水産部長(58)、人事や財務を所管する総務部長に浮田信太郎県民生活部長(59)を充てる。発令は4月1日付。

 規模は36人(前年度37人)で部長級は14人(18人)。存廃問題に揺れる公共交通を所管する県民生活部長は玉置明日夫東京事務所長(59)、県都・岡山市などと連携して地域振興に取り組む備前県民局長は善勝史出納局長(58)が就く。

 部長級の昇格は8人。出納局長に小寺恵子県民生活部次長(57)が就任し、女性の部長級は過去最多の計4人となる。危機管理監は中川担泰総務部次長(56)、備中県民局長は遠藤圭一農林水産部次長(58)、美作県民局長は原田昌樹土木部次長(59)、東京事務所長は浜原敬産業戦略監(56)を起用する。

 次長級は22人。退職者は部長級が8人、次長級は6人。

 機構改革では、保健医療部内の新型コロナウイルス感染症対策室を廃止する一方、感染症やがん対策などに幅広く対応する疾病感染症対策課を新設。脱炭素関連施策の強化に向けて新エネルギー・温暖化対策室を脱炭素社会推進課に改組する。危機管理課内には南海トラフ地震の被害想定見直しと対策を推進する広域防災班を設ける。

◇岡山県第1次異動名簿◇...
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(2024年03月19日 15時29分 更新)

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