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シーガルズ 3連勝で決勝Rへ前進 Vカップ、JTに3―1

第2セット、JTの強打に食らい付く岡山シーガルズの城戸陽菜。守備の粘りで相手を苦しめた=宮崎市総合体育館
第2セット、JTの強打に食らい付く岡山シーガルズの城戸陽菜。守備の粘りで相手を苦しめた=宮崎市総合体育館
 バレーボールV1女子12チームによるVカップは17日、宮崎市総合体育館などで予選ラウンド4試合が行われ、B組1位の岡山シーガルズは2位JTを3―1の逆転で下し、開幕からの連勝を3に伸ばした。同ラウンド2試合を残し、負けなしはB組唯一で、各組上位2チームで争う決勝ラウンドへ大きく前進した。

 シーガルズはセットカウント0―1の第2セット、甲斐や中本、佐伯ら両サイドの活躍で25―21で奪取。第3、第4セットはセンター田口らのサーブが効果的で、序盤に連続得点を挙げて流れを引き寄せ、今季V1リーグで準優勝の強敵を押し切った。

 B組では東レがアランマーレを3―0で下して初勝利。A組ではKUROBEが埼玉上尾を3―1で破り、PFUはV1覇者のNECに3―2で競り勝った。

岡山シーガルズ3―1JT
23―25
25―21
25―17
25―17

 【評】岡山シーガルズが第2セットを奪い、勢いづいた。11―17と追う展開だったが徐々に相手の攻撃に対応し、21―19と逆転。中本、甲斐らが硬軟織り交ぜてラリーをものにし、主導権を握ったのが大きい。佐伯、小松原ら5人が2桁得点の活躍。ブロック得点は長瀬の6など計14を数え、サーブレシーブも尻上がりに安定感を増した。

 JTはアタックが不発で、決定率は28・6%に沈んだ。

(2024年03月18日 17時53分 更新)

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