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中国、原発トリチウム放出で反論 福島第1処理水の上限超えで

 中国大使館=2012年6月、東京都港区で共同通信社ヘリから
 中国大使館=2012年6月、東京都港区で共同通信社ヘリから
 【北京共同】在日本中国大使館は13日、中国の原発の排水に含まれる放射性物質トリチウムの量が東京電力福島第1原発処理水の年間放出計画量の上限を超えていたとの報道に反論する報道官談話を発表した。中国の原発の放出量は規定値を下回っているとし「溶融した炉心に触れた福島核汚染水とは本質的に異なる」と主張した。

 中国の公式資料によると2022年に中国の原発から放出された排水に含まれるトリチウム量は、観測地点19カ所のうち7割以上で処理水放出計画の年間上限量を超えていた。共同通信が9日報じた。談話は報道が「世論を間違った方向に向かわせる」と批判した。

(2024年03月14日 00時54分 更新)

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