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碧桂園、人民元債も利払いできず 中国不動産大手、猶予期間入り

 中国不動産大手、碧桂園の本部ビル=2023年11月、中国広東省仏山市(共同)
 中国不動産大手、碧桂園の本部ビル=2023年11月、中国広東省仏山市(共同)
 【北京共同】米ブルームバーグ通信は13日、中国不動産大手の碧桂園が12日に期限を迎えた人民元建て債券の9600万元(約20億円)相当の利払いをできなかったと報じた。元建て債券では初めて30営業日の支払い猶予期間に入ることになり、経営の先行きへの不透明感が強まっている。

 碧桂園は昨年10月にドル建て債の利払いを期限までにできなかったが、これまで元建て債券は未払いを回避してきた。

 同社を巡っては今年2月、債権者が法的整理に当たる「清算」を香港高等法院(高裁)に申し立てた。販売低迷も続いており、経営環境は厳しい。

(2024年03月13日 20時50分 更新)

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