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宮城野部屋は当面閉鎖へ 力士転籍先に大島部屋浮上

 宮城野親方
 宮城野親方
 大相撲の元幕内北青鵬による暴力問題で、宮城野親方(元横綱白鵬)が師匠の立場を外れた宮城野部屋が春場所後に当面閉鎖される方向であることが10日、日本相撲協会関係者の話で分かった。所属する伊勢ケ浜一門が一門内の別の部屋に力士全員を移す方針を固め、協会に案を提出。今後は八角理事長(元横綱北勝海)ら協会幹部が協議する。

 関係者によると、力士の転籍先は元関脇旭天鵬が師匠の大島部屋などが候補に浮上。宮城野親方は伊勢ケ浜部屋付きなどが検討され、宮城野部屋付きの間垣親方(元幕内石浦)は力士、宮城野親方とは別の部屋への転籍が調整されている。

 春場所は大島部屋付きの玉垣親方(元小結智乃花)が師匠代行を務めたが、部屋の存続は案から外れて消滅。一門では将来的に宮城野部屋の再興を視野に入れており、力士が別々の部屋に分かれることは案に入っていないという。

(2024年03月10日 21時42分 更新)

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