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赤穂線長船―備前片上間で減便 16日、JR西日本ダイヤ改正

JR西日本中国統括本部
JR西日本中国統括本部
 JR西日本は16日のダイヤ改正で、赤穂線長船(瀬戸内市)―備前片上(備前市)間について夜の上下2便を減らす。同線では新型コロナウイルス禍以降、4年連続の減便。岡山―出雲市間の特急「やくも」は運行本数を増やす。

 赤穂線で減便となる2便はいずれも午後10時~11時台。上りは岡山―備前片上を長船止まりに短縮し、下りは最終列車の備前片上発を長船発に変更する。中国統括本部は「利用が少ない列車のため」と説明している。

 やくもは、週末を中心に運行している臨時便6本を毎日運転し、1日30本(15往復)とする。岡山駅での新幹線との乗り換え時間も短縮可能なダイヤとし、山陰―東京・大阪方面の所要時間を縮める。ダイヤ改正に合わせて全席指定席とし、4月6日からは現行車両に比べて揺れを抑えた新型車両を導入する。

 やくもの岡山発着時間の変更などに伴って伯備線のダイヤを微調整。宇野みなと線の茶屋町―宇野間では、午前10時~午後6時台の茶屋町発を毎時11分か12分に統一するなどする。

(2024年03月10日 19時01分 更新)

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