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歩いて歴史遺産や自然を満喫 瀬戸内倉敷ツーデーマーチ始まる

瀬戸内倉敷ツーデーマーチで源平合戦ゆかりの藤戸寺を訪れた参加者
瀬戸内倉敷ツーデーマーチで源平合戦ゆかりの藤戸寺を訪れた参加者
 「第37回瀬戸内倉敷ツーデーマーチ」が9日、倉敷市で2日間の日程で始まり、家族連れら約4100人が歴史遺産や豊かな自然を満喫しながらウオーキングを楽しんだ。

 初日は倉敷市役所を出発し、美観地区(5キロ)源平史跡(10キロ)新熊野史跡(20キロ)瀬戸大橋・鷲羽山(40キロ)を巡る4コースを設定。朝から青空が広がる中、リュックサックを背負った参加者は思い思いのペースで歩を進めた。

 「合戦跡の石碑など平安時代から続く歴史の重みを感じる」と家族4人で藤戸地区の源平史跡や藤戸寺を訪ねた自営業の男性(46)=倉敷市=は地域の魅力に改めて触れ、笑顔。瀬戸大橋を望む下津井地区では眼前に広がる光景を写真に収める姿も見られ、会社員の男性(55)=井原市=は「車で通ると気付かないけど海と橋脚の景色は最高」と話した。

 倉敷市、日本ウオーキング協会、岡山県ウオーキング協会、瀬戸内海放送、山陽新聞社が主催。10日は美観地区(5キロ)酒津公園(10キロ)高梁川(20キロ)吉備真備(30キロ)の4コースを設け、倉敷市役所が出発点。当日参加は大人2200円、中高生500円、小学生以下無料。各コースの出発時刻までに受け付けを済ませる。

(2024年03月09日 20時51分 更新)

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