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Vカップ開幕 シーガルズ白星発進 トヨタ車体に3―0で快勝

第1セット、相手にブロックされたボールを拾う岡山シーガルズの金田修佳(中央)=笠岡総合体育館
第1セット、相手にブロックされたボールを拾う岡山シーガルズの金田修佳(中央)=笠岡総合体育館
 バレーボールV1女子の全12チームが参加するVカップは9日、各地で開幕して予選ラウンド4試合が行われ、笠岡市の笠岡総合体育館でホームゲームに臨んだB組の岡山シーガルズはトヨタ車体に3―0で快勝し、白星スタートを切った。

 今季V1リーグで9位だったシーガルズはレフト中本、センター長瀬らが要所で決め、第1セットを25―19で先取。第2セットはレフト佐伯、ライト小松原の強打などで中盤から6連続得点するなど圧倒し、第3セットもリーグ戦4位だった相手を寄せ付けなかった。

 他はリーグ戦上位勢がいずれも勝利し、B組の久光はアランマーレに3―2で競り勝った。A組の日立はPFUを、デンソーはKUROBEをそれぞれ3―1で下した。

 シーガルズは10日も笠岡総合体育館でホーム戦があり、リーグ戦8位の東レと対戦する。

 Vカップは3年ぶりの開催。予選ラウンドは6チームずつ2組に分かれて1回戦総当たりで争い、各組上位2チームが決勝ラウンド(4月6、7日・東京)に進む。

岡山シーガルズ3―0トヨタ車体
25―19
25―14
25―16

 【評】岡山シーガルズは攻守がかみ合い、いずれのセットも中盤以降に突き放した。先発のセッター妹尾が攻撃陣をうまく使い、レフトの中本、佐伯、センター長瀬がそろって60%台の決定率をマーク。アタック得点は57で相手を19も上回った。リベロ船田ら守備の連係も的確で、攻撃につなぐ精度が高かった。

 トヨタ車体は元日本代表の鍋谷が12得点。ただチームのアタック決定率は30・4%と迫力を欠いた。

(2024年03月09日 19時05分 更新)

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