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少年少女の詩 最優秀河向君ら表彰 吉備路文学館 42校608編から

表彰状を受け取る最優秀賞の河向君(右)
表彰状を受け取る最優秀賞の河向君(右)
 吉備路文学館(岡山市北区南方)が岡山県内の小学生を対象に募集した「第33回少年少女の詩」の表彰式が9日、同館で開かれ、最優秀賞の岡山市立芥子山小6年河向絢祐君(12)をはじめ、入賞者6人と入選者の代表5人をたたえた。

 明石英嗣館長が一人一人に表彰状と記念品を手渡した後、河向君が受賞作「トラクターとぼく」を朗読した。米作りを通じ、トラクターがつないでくれた父や亡き祖父との絆をつづり、修理で“入院中”の相棒を<早く良くなって帰って来てな>と思いやり、大きな拍手を浴びた。

 42校から集まった608編を小川孝司中国学園大教授ら5人が審査し、最優秀賞1編、優秀賞6編、入選34編、佳作23編を選んだ。計64編を収録した詩集を、同館と県内の主要書店で販売する。

 優秀賞は次の皆さん。(敬称略)

 鈴木臨太郎(瀬戸内・邑久小1年)▽平田彩葉(倉敷・倉敷南小2年)▽山田貫太(倉敷・長尾小3年)▽広本絢夏(同4年)▽溝口歩翔(岡山・御野小5年)▽松枝昂汰(倉敷・葦高小6年)

(2024年03月09日 14時56分 更新)

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