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横綱照ノ富士、春場所出場の意向 腰や膝に不安も10度目Vへ

 四股を踏む照ノ富士=大阪市東成区の時津風部屋宿舎
 四股を踏む照ノ富士=大阪市東成区の時津風部屋宿舎
 腰や膝に不安を抱える大相撲の横綱照ノ富士が6日、2場所連続10度目の優勝が懸かる春場所(10日初日・エディオンアリーナ大阪)に出場する意向を示した。大阪市東成区の時津風部屋への出稽古後に「出るに決まっている」と語った。ここまで態度を明らかにしていなかった。

 6日は元大関の幕内正代と11番連続で取って全勝。素早く左上手を引いたり、腰を振ってまわしを切ったりする動きも見せ「少し力を出すとか、調整してという感じ。先場所前と比べても、調子は変わらない」と話す。4日は荒汐部屋に出向いて関脇若元春と10番取った。先場所で敗れた2人と胸を合わせ、一定の手応えを得たようだ。

(2024年03月06日 17時54分 更新)

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