全国の新人作家を対象にした「第19回木山捷平文学選奨・短編小説賞」(笠岡市など主催)の表彰式が3日、同市内であり、「未熟な悪人」で受賞した会社員寅間心閑(とらま・しんかん)さん(49)=本名非公表、東京都=をたたえた。
小林嘉文市長から副賞の50万円とともに、特産の北木石で作った賞状を贈られた寅間さんは「あらためて賞の重みを感じている。賞に恥じない作品を書き続けたい」と述べた。
受賞作は、大学受験を控えた男子高校生が主人公。一足先に親友の就職が決まったことを素直に祝福できず、複雑な思いを抱いて日々過ごす姿を独特のユーモアを交えながら描いている。
同文学選奨は笠岡市出身の文筆家木山捷平(1904~68年)を顕彰し、2005年度に創設。短編小説賞には267編の応募があった。
3日は市民らを対象にした随筆、詩、短歌、俳句、川柳部門の入賞・入選者の表彰もあった。
小林嘉文市長から副賞の50万円とともに、特産の北木石で作った賞状を贈られた寅間さんは「あらためて賞の重みを感じている。賞に恥じない作品を書き続けたい」と述べた。
受賞作は、大学受験を控えた男子高校生が主人公。一足先に親友の就職が決まったことを素直に祝福できず、複雑な思いを抱いて日々過ごす姿を独特のユーモアを交えながら描いている。
同文学選奨は笠岡市出身の文筆家木山捷平(1904~68年)を顕彰し、2005年度に創設。短編小説賞には267編の応募があった。
3日は市民らを対象にした随筆、詩、短歌、俳句、川柳部門の入賞・入選者の表彰もあった。
(2024年03月03日 19時29分 更新)