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福山大サッカー部 4日に活動再開 大麻事件 「多くの学生無関係」

福山大
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 福山大(福山市東村町)サッカー部を巡る大麻取締法違反事件で同大は1日、部員の逮捕を受け自粛していた活動を4日から再開するとホームページ(HP)で発表した。

 大塚豊学長名の文書を掲載した。学内の委員会が部から提出された活動再開の上申を審議した結果、「再開が適切」と判断したことを踏まえたという。

 大塚学長は、同法違反容疑で4人の部員が逮捕された事件に関して「当事者以外の多くの学生には無関係の事柄で、部員全員の連帯責任を問うことは不要」とコメントした。

 サッカー部は最初に部員が逮捕された翌日の1月11日から活動を自粛している。公式戦の出場を含めた対外的な活動は、チームが所属する連盟などの判断に委ねる方針。

 4月下旬に開幕する中国大学リーグについて、中国大学連盟事務局は「連盟に参加を禁じる規定はない。大学側と協議していくことになる」とした。

 サッカー部では事件発覚直後、監督らが部員約100人に面談した際に全員が関与を否定。その後、3人の部員が逮捕されている。

(2024年03月01日 19時58分 更新)

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