山陽新聞デジタル|さんデジ

琴ノ若、徐々にペースアップ 琴勝峰と16番、突きや押しも

 春場所に向け、稽古する琴ノ若(手前右)=大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋宿舎
 春場所に向け、稽古する琴ノ若(手前右)=大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋宿舎
 大相撲春場所(3月10日初日)で新大関の琴ノ若は29日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋で幕内琴勝峰と16番取って13勝3敗だった。28日から相撲を取り始めたといい「いきなり上げて、ばてて落としたら意味がない」と徐々にペースを上げる考えを示した。

 右四つからの寄りや突き、押しなど、さまざまな展開を試した。先場所は横綱照ノ富士に力の差を見せつけられ「自分の型があった上でのバリエーションがほしい。全体的なレベルアップを図らないといけない」と課題を口にした。

 今後は他の部屋の関取衆が出稽古に訪れる予定で「体が仕上がってくれば、番数も増えて内容も良くなってくる」と前向きだった。

(2024年02月29日 18時53分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ