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黄色い“リボン” アテツマンサク 新見の私設植物園で見頃

見頃を迎えたアテツマンサク
見頃を迎えたアテツマンサク
リボンのような花びらが特徴
リボンのような花びらが特徴
 新見市大佐小阪部の私設植物園「まんさく園」で、市花になっているアテツマンサクが見頃を迎えた。枝いっぱいに咲いた鮮やかな黄色い花が春の訪れを告げている。3月10日ごろまで楽しめる。

 リボンのような花びらが特徴の落葉樹。1914(大正3)年に植物学者の故牧野富太郎が阿哲郡新見町(現新見市)で発見、地名にちなんで命名した。環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に分類される。

 約1ヘクタールの園内に100本前後あり、今月中旬、陽気に誘われるように次々と開花し始めたという。園を運営する柴田光政さん(86)は「春を感じに来てほしい」と話す。

 入園無料。無休。問い合わせは柴田さん(090―9509―5251)。

(2024年02月27日 17時49分 更新)

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