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西大寺会陽で観音院周辺交通規制 17日午後、公共交通機関利用を

 西大寺観音院(岡山市東区西大寺中)で17日に開かれる西大寺会陽(国重要無形民俗文化財)に合わせ、岡山東署は周辺道路を交通規制する。混雑が予想されるとして、公共交通機関の利用を呼びかけている。

 岡山市東区西大寺中1~3丁目を中心に、17日午後3時20分~18日午前0時に車両の通行を順次規制する。吉井川東側の市道は花火打ち上げのため、午後6~8時に通行を禁止する。

 駐車場は天満屋ハピータウンや西大寺グリーンテラスなど5カ所(計1185台分)が無料で、会場最寄りの向州グラウンド(250台分)は1台500円。

 今回は新型コロナウイルス禍で中止が続いていた宝木(しんぎ)の争奪戦が4年ぶりに行われる。会陽は午後3時20分の「少年はだか祭り」で幕を開け、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈る「修正会(しゅしょうえ)」の結願(けちがん)となる17日午後10時、本堂の御福窓から一対の宝木が男衆に向けて投下される。

バスと列車の臨時便運行

 西大寺会陽に合わせ、両備バスとJR西日本中国統括本部は17日、臨時のバスと列車をそれぞれ運行する。

 会場行きは、午後6~8時台に岡山駅を出発する西大寺行きの通常便8便を昭和被服総業前に設ける臨時バス停まで延長する。岡山駅行きは、同8~9時台の通常便4便を同臨時バス停発とする。

 会陽終了時間に合わせた岡山駅行きの臨時便は、同臨時バス停を午後10時15分から同50分まで5~10分間隔で計5本走らせる。運賃は大人440円。

 列車は赤穂線の午後9~11時台に西大寺発岡山行き4本を臨時運行。岡山方面への最終は通常の同発11時29分。運賃は大人240円。    

(2024年02月16日 08時14分 更新)

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