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岡山駅前タワマンは「プラウド」 再開発ビル住宅棟 7月に販売開始

「プラウドタワー岡山」のエントランスホールの完成イメージ
「プラウドタワー岡山」のエントランスホールの完成イメージ
 分譲マンション大手・野村不動産(東京)などは14日、JR岡山駅東口の岡山市北区駅前町1丁目地区に整備されている再開発ビルの住宅棟が、岡山県内初進出の「プラウド」シリーズに決まったと発表した。早ければ7月にも第1期の販売を始める。

 地上31階、地下2階の住宅棟の名称は「プラウドタワー岡山」。総戸数422戸のうち3~31階の367戸を販売し、2026年3月の入居開始を予定する。

 間取りは1LDK~4LDK(専有面積約45~194平方メートル)と幅広く用意。価格は未定だが3千万円台~3億円超を想定する。耐震性や断熱性に優れ、22年10月に厳格化された長期優良住宅の新基準に適合する。柱や床といった基本部分と内装を別々に作る「スケルトン・インフィル構造」を採用し、将来の間取り変更時の自由度を高めている。

 29~31階の20戸は設備のグレードを高めた「プレミアム住戸」で3メートル超の天井高、高級人造石仕様のキッチンなどを備える。間取りや素材のオーダーメードにもオプションで対応する。

 エントランスホールは天井高7・5メートルで開放的な雰囲気を演出。同社は「駅前のランドマークにふさわしいタワーマンション。あらゆる世帯に購入を検討していただきたい」とする。

 同地区の地権者らでつくる市街地再開発組合が整備している再開発ビルは、住宅棟とホテル棟、駐車場棟の3棟で構成。駐車場棟は営業を始めており、26年中の全面オープンを目指す。

(2024年02月14日 17時17分 更新)

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