佐賀・吉野ケ里で鋳型2点発見 弥生時代中期の角閃石岩
佐賀県は14日、吉野ケ里遺跡(吉野ケ里町、神埼市)の発掘調査で、弥生時代中期前半(紀元前2世紀ごろ)の角閃石岩でできた鋳型など2点が見つかったと発表した。「初期の青銅器生産の様相を知る上で極めて重要な発見」としている。
当時、青銅器鋳造の先進地だった朝鮮半島では滑石を使っていた。加工しやすく、よく似た石材として、使われたとみられる。
当時、青銅器鋳造の先進地だった朝鮮半島では滑石を使っていた。加工しやすく、よく似た石材として、使われたとみられる。
(2024年02月14日 14時12分 更新)