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「パレスチナ人民を支持」 中国イラン外務次官会談

 【北京共同】中国の馬朝旭外務次官は8日、イランのバゲリ外務次官と北京で会談した。パレスチナ自治区ガザ情勢について「パレスチナ人民の大義を断固支持する」と強調し、イランを含むイスラム諸国と共に問題解決を進めたいと述べた。中国外務省が明らかにした。

 バゲリ氏は「停戦をできるだけ早く実現しなければならない」と応じた。イエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船攻撃で紅海の情勢が緊迫していることに関しては、ガザの戦闘を沈静化してこそ紅海の安定回復を図ることができるとの見方を示した。

 中国はイランと関係を深めており、両外務次官は昨年12月にも北京で会談した。

(2024年02月09日 07時42分 更新)

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