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サルの赤ちゃん相次ぎ誕生 池田動物園 愛らしい表情が人気

真っ白な体毛が特徴のアビシニアコロブスの赤ちゃん(中央)=池田動物園提供
真っ白な体毛が特徴のアビシニアコロブスの赤ちゃん(中央)=池田動物園提供
母親にべったりのジェフロイクモザルの赤ちゃん(中央)=池田動物園提供
母親にべったりのジェフロイクモザルの赤ちゃん(中央)=池田動物園提供
 池田動物園(岡山市北区京山)で、サルの赤ちゃんが相次いで誕生した。オナガザルの仲間のアビシニアコロブスと長いしっぽが特徴のジェフロイクモザル。母親にぴったりくっついて愛らしい表情を浮かべる姿が来園者の人気を集めている。

 アビシニアコロブスは、アフリカ中央部の樹上で生活。赤ちゃんは真っ白な体毛をしているが、成長すれば体毛は黒くなり、顔周りの白い毛が引き立つ。

 赤ちゃんは昨年11月25日、雄のアトム(21歳)と雌のトレス(11歳)の間に誕生。性別が雌で「ニコ」と名付けられた。島田瑶飼育員(21)は「真っ白な姿が見られるのは今だけ。周りに興味が出始め、柵を登るなどいろいろな行動が観察できそう」と話す。

 中南米のジャングルなどに生息するジェフロイクモザルは同園で9頭を飼育。芦田渉飼育員(37)によると、1月12日生まれの赤ちゃんは母のハート(27歳)にべったりくっついて離れない様子という。性別は不明で、名前はまだない。「とにかくかわいいのでぜひ見に来て」と呼びかけている。

 アビシニアコロブスのニコは1日おきに展示。ジェフロイクモザルは毎日見ることができる。

(2024年02月06日 18時41分 更新)

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