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吉備路マラソン 被災者支援大会に 寄付ブース設置、浄財は能登へ

そうじゃ吉備路マラソンをチャリティーマラソンとすると発表する大会長の片岡市長
そうじゃ吉備路マラソンをチャリティーマラソンとすると発表する大会長の片岡市長
 25日に総社市を発着点に行われる「2024そうじゃ吉備路マラソン」の実行委は6日、能登半島地震の被災者支援の輪を広げようと、大会をチャリティーマラソンとすると発表した。寄付を受け付けるブースを設けるほか、募金箱を置いてランナーや市民らに協力を呼びかけ、一日も早い復旧を願う気持ちとともに現地に届ける。

 ブースはゴール付近のきびじアリーナ(同市三輪)と市武道館(同市真壁)の2カ所に開設。寄付の協力者には、かつて市内の学校給食で提供されたカレーを再現したレトルト食品「小学校カレー」や市のPRキャラクター・チュッピーのグッズ、特産品を贈る。

 募金箱は市スポーツセンター(同市三輪)内の大会本部など4カ所程度に設置し、前日の24日にもランナーの事前受け付け会場となる市民会館(同市中央)に置く。

 市役所で記者会見した大会長の片岡聡一市長は「発生から1カ月以上たつが、現在も多くの人が極寒の避難所で過ごしている。関心が薄れることのないよう、みんなで助けていく機運を改めて盛り上げたい」と述べた。

 実行委は岡山陸上競技協会、岡山県、市、市教委、山陽新聞社で構成。

(2024年02月06日 16時57分 更新)

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