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おかやまマラソン11月10日 実行委決定 コロナ禍前と同規模に

2024年大会の概要を決めたおかやまマラソン実行委員会の総会
2024年大会の概要を決めたおかやまマラソン実行委員会の総会
 岡山市内を舞台とする「おかやまマラソン」の実行委員会は2日、第8回となる2024年大会を11月10日に開くことを決めた。定員は昨年の第7回と同じフルマラソン1万5千人、ファンラン(5・6キロ)1400人の計1万6400人。このうち外国人ランナーが対象の「海外枠」は300人(フル250人、ファンラン50人)とし、新型コロナウイルス禍前の19年と同じ規模に戻した。

 フル、ファンランともコースは変わらず、ジップアリーナ岡山(岡山市北区いずみ町)前をスタートし、シティライトスタジアム(同)でゴールする。海外枠は昨年の150人(フル120人、ファンラン30人)から倍増。岡山桃太郎空港発着の国際定期4路線のうち、23年に台北、上海、ソウル線が再開したことを踏まえた。

 出場申し込みはフルの岡山県民優先枠(2千人)が4月10~17日、それ以外は同18日~5月20日に受け付ける予定。応募多数の場合は抽選(海外枠のみ先着順)。募集要項は3月下旬に公表する。

 大会をPRするスペシャルアンバサダーは、岡山市出身で女子マラソン五輪連続メダリストの有森裕子さんが引き続き務める。アンバサダーは15年の第1回大会から担ってきたシドニー五輪女子マラソン日本代表で天満屋女子陸上部ヘッドコーチの山口衛里さんがチームに専念するため、今回は置かない。

 2日に岡山市内で開いた総会で大会概要を決定した。実行委の越宗孝昌会長(山陽新聞社相談役)は「昨年はコロナ禍を乗り越え、ランナーから高い評価をいただいた。より魅力ある大会になるように準備していきたい」と述べた。

(2024年02月02日 16時37分 更新)

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