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日個連東京都営業協同組合 電脳交通のクラウド型タクシー配車システム「DS」を導入

2024年02月01日 14時00分 更新
電脳交通
日個連東京都営業協同組合(本部:東京都豊島区、理事長:冨本 哲哉、以下「都営協」)は、株式会社電脳交通(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:近藤 洋祐、以下「電脳交通」)が提供するクラウド型タクシー配車システム「DS」を導入し、2月1日より新しい配車システムによる運行を開始しました。新しい配車システムの運用により、タクシー業務をより効率化し、お客様へ提供するサービスの向上を目指します。



導入の背景 ~より便利な移動サービスを提供する~


社会を支える重要な移動インフラであるタクシー業界は、IT化の遅れやドライバーの高齢化、ライドシェアの隆盛などにより大きな過渡期を迎え、2020年以降の新型コロナウイルスの影響により観光や飲食店の休業によって人流が制約され、苦境に立たされました。そして、感染状況が収束し、人の移動ニーズが戻ってきた今、業界全体が深刻な人手不足の課題に直面しています。特に、東京では、インバウンド需要が急激に戻ってきただけでなく、お客様の移動ニーズも多様化し、タクシー業界は、それぞれの需要に応じた利便性の高い移動手段を提供することが急務となっております。

都営協は、東京23区及び武蔵野・三鷹エリアで営業する3,400名以上の個人タクシー事業者からなる協同組合で、東京の公共交通の一端を担っています。以前より、都営協では、加盟する個人タクシー事業者のために様々な共同事業を行ってきました。その一つが、都営協内に配車室を設け、加盟する個人タクシー事業者に配車を行う無線配車事業です。電話でタクシーの配車を依頼するよりも、配車アプリでタクシーを呼ぶといった利用スタイルが普及するなど、タクシー業界を取り巻く環境が大きく変化していく中で、無線配車事業の在り方や加盟する個人タクシー事業者へのサポートの仕方について、都営協は協議してきました。

このたび都営協が新たな配車システムを協議、検討する中で
 ・経費を削減できる配車システムであること
 ・利用者の利便性向上につながるサービスと連携しやすいシステムであること
 ・様々なデータを集計し、今後の事業展開に活用できること
を重視した結果、電脳交通のクラウド型タクシー配車システムが導入されることとなりました。

都営協では、2月1日より新しい配車システムの本格運用を開始し、今後も電脳交通の機能を活用し、新しい事業展開に取り組んでいく予定です。

代表者コメント


日個連東京都営業協同組合 理事長 冨本 哲哉
新しい無線システムを導入するにあたっては、何より全国規模で考えないといけないと思っていました。仮に、白い日本地図があるとして配車アプリの導入地域に色を付けたら、当然、都市部を中心に色が広がるでしょうが、それ以外はアプリも無線もない空白です。この空白地域の移動困難な方々に無線で配車できないものか考えていました。今回の新たなシステムを活用することで、一定の責任を果たせるのではないかと期待しています。

株式会社電脳交通 代表取締役社長 CEO 近藤 洋祐
この度、日個連東京都営業協同組合に加盟される個人タクシー事業者様に当社DSを導入いただきました。創立から50年近い歴史のある日個連の皆様が進める共同配車の最適化だけでなく、利用者の利便性向上を目指して独自の配車アプリ「にっこり」の展開を進めるなど、全国最大規模の個人タクシー協同組合によるDX化の流れが遂にスタートします。個人タクシー協同組合の最新の取り組みを通じて、社会問題化するタクシー不足問題の解消につながることを期待し、より利便性の高いサービスの実現を、協同組合の皆様とともに実現していきたいと考えております。

■クラウド型タクシー配車システム DSの詳細

クラウド型タクシー配車システム「DS」は、
・柔軟で安価な導入コスト
・タクシー事業者からの要望を元にしたアップデートで常に最新機能が使える
・配車拠点の統合、配車データ活用による人員配置など経営戦略への活用が可能
・自動配車機能の活用による飛躍的な業務効率アップ
が特色の、配車オペレーター用画面とドライバー用車載タブレットをセットにした配車システムです。2015年の創業以来毎年約200%ペースで導入車両数が拡大し、日本初となる「電話経由での事前確定運賃サービス」や「配車室をリモートワーク対応できる機能」「乗合/デマンドサービスと通常のタクシーを1システムで同時に運行管理する機能」なども提供しております。
https://cybertransporters.com/service/

「電脳交通 FUTURE SUMMIT 2024」開催のご案内


株式会社電脳交通は、2024年2月19日(月)、20日(火)の2日にわたり、「電脳交通 FUTURE SUMMIT 2024」と題したタクシー事業者向けのオンラインイベントを開催いたします。
電脳交通の新規プロダクト発表ならびに、「日本版ライドシェア」に関するディスカッションやタクシー業界を熟知した方との対談、業界が抱えている様々な課題に対し自社独自の対策を取り始めているタクシー事業者様方の意見交換など、ここでしか聞けないリアルなお話を2日間に渡ってお届けいたします。

下記特設サイトにて、事前参加申込みを受け付けております。事前申込み制、参加は無料です。
電脳交通FUTURE SUMMIT 2024:https://cybertransporters.com/dfs2024

■イベント概要
日時:2024年2月19日(月)10:00~17:00(予定)
      2月20日(火)10:00~18:00(予定)
参加対象:タクシー事業者・自治体
開催場所:オンライン(ZOOM)
内容:対談、セッション、事例紹介、座談会、プロダクト・事業発表
(詳細は特設サイト上で随時公開予定)
参加方法:特設サイト上にて、お申込み登録いただいたメールアドレスに、イベント参加用URLをご案内いたします。
主催:株式会社電脳交通

日個連東京都営業協同組合の概要


所在地 : 東京都豊島区南大塚1-2-12 日個連会館
設 立 : 1976年
理事長 : 冨本 哲哉
株式会社電脳交通の概要


所在地 :徳島県徳島市寺島本町西1丁目5番 アミコ東館6階
設 立 :2015年12月
代表者 :近藤 洋祐
従業員 :169名(2023年11月末時点)
資本金 :1億円(2023年11月末時点)
主要株主:三菱商事、JPインベストメント、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社、JR東日本スタートアップ、JR西日本イノベーションズ、四国旅客鉄道、GO株式会社、第一交通産業グループ、エムケイ、沖東交通、三和交通、NTTドコモ・ベンチャーズ、阿波銀行、徳島大正銀行、いよぎんキャピタル、ブロードバンドタワー(敬称略、順不同)
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