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【特集】普天間・辺野古移設の行方

 【Wプラン・単独プラン・法人プラン限定】日米両政府の合意から約28年。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画が新局面を迎えた。政府は2024年1月10日、軟弱地盤が広がる辺野古沖の大浦湾側の工事に着手。ただ地盤改良工事は「国内で前例がない」とされ、難航が予想される上、実現性を疑問視する見方も根強い。これまでの県民投票の結果などを踏まえて沖縄県が辺野古移設反対を掲げる中、政府は、自治体の権限を奪う初めての「代執行」で工事を承認。「辺野古移設が唯一の解決策」との姿勢を崩さず、基地軽減を求める県民からは「沖縄の尊厳を踏みにじっている」と憤りの声も。移設完了は2030年代半ば以降との見通しだが、なお曲折も予想され、沖縄の過重な基地負担は続く。...
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(2024年01月31日 12時50分 更新)

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