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関係人口増にもつながる「わかさ氷ノ山で週末Wワーク」募集スタート

2024年01月31日 09時00分 更新
中一&スマイルカンパニー株式会社
すぐに移住できなくても。実家や故郷が気になる地元出身者を対象に新しい働き方を提案


わかさ氷ノ山 新ロゴマーク
鳥取県若桜町でアウトドアツーリズムを通じた地方創生に取り組む中一&スマイルカンパニー株式会社は、2024年1月20日より新たな人材募集キャンペーンを開始しました。生まれ育った故郷を離れて県内外で働く若桜町出身者を対象に、気になる実家へ帰省して週末を過ごしながら働けるWワーク(複業)を提案。全国的に進行する少子高齢化と人口減のなか、民間企業にできる現実的な地域貢献として地元・若桜町と鳥取県でも高くご評価いただいています。

国定公園内の宿泊施設「高原の宿 氷太くん」を支える地元パワー
きっかけは、「同級生と働きたい」。地元出身社員の自発的行動から
中一&スマイルカンパニーは、3つの県にまたがる国定公園内、氷ノ山(ひょうのせん)の鳥取県側にあるキャンプ場を再生するために、2023年春発足した新しい会社。さらに10月から町営の宿泊施設とスキー場についても若桜町の指定による運営管理者となり、新たな体制が動き出したばかりです。
そこより前の時点で、地元・若桜町出身の社員が鳥取市内で別の仕事をしていた同級生と偶然再会。彼の休日に自分が働く職場に誘い、どんな仕事か体験してもらった結果、社員採用につながるという事例がありました。詳しくは、こちらの特設ページをご覧ください。

interviewわかさ氷ノ山で働く仲間たち「同級生とつくるワクワクする職場」
もっと実家に帰れる、試しに働いてみる。それが可能な仕組み作り
この事例をヒントに1月から制度化された「わかさ氷ノ山で週末Wワーク」。若桜町では進学や就職のタイミングで都市部に転出する人が多く、大半はそのまま戻ってきません。年末年始などの帰省だけでなく、定期的に訪れる用事がつくれたなら、もっと気軽に実家に帰れる機会が増えるのではないかと考えました。弊社業務的にも、お客様で賑わう週末に手伝っていただければ現場は大助かりで、アウトドアで地方創生という私たちの取り組みについて地元の方々に知っていただく機会にもなります。

「わかさ氷ノ山 キャンパーズヴィレッジ」スタッフ
「わかさ氷ノ山 スキー場」ゲレンデでの実習風景
弊社にとって最初の管理施設であるわかさ氷ノ山キャンパーズヴィレッジでは、リブランドと商品や販売手法の見直し等により、対前年比225%の業績を実現しました。ひきつづき「高原の宿 氷太くん」「わかさ氷ノ山スキー場」でも集客強化に取り組んでおり、運営には地元を知る出身者の力が必要不可欠です。

2023年10月1日、わかさ氷ノ山3施設の指定管理者となり新体制スタート
地元からの期待と、鳥取県全体への影響
弊社の新たな取り組みについて、地元・若桜町と鳥取県の人口問題を担当する部局にもお知らせしたところ、早速ご賛同をいただけました。若桜町の上川町長からは、町が直面する人口減の実情と、打開策としての本企画および弊社企業活動への期待を。鳥取県 中山間・地域振興局の矢吹局長からは、全県的にも新しい生活モデルをつくっていきたいとの応援メッセージをいただき、募集ページに全文掲載しています。同様に人口減問題に取り組む他の地域の皆様にもご参考にしていたければ幸いです。

特設ページ「わかさ氷ノ山で週末Wワーク」
http://www.hyounosen.or.jp/lp/weekend-homecoming.html 

<募集の概要>
●週末=土日祝、月1日以上の勤務
●鳥取県若桜町内に実家があり、現住所から車通勤が可能な方
●泊まり込みも可
●年齢性別不問。短時間勤務も応相談
●仕事内容と場所(わかさ氷ノ山3施設のいずれか)は時期で変動

一次募集は2024年1月20日~4月20日、随時選考し3月から就労開始予定
詳しい募集内容・条件は公式サイト求人ページにて公開中です。

「わかさ氷ノ山」公式サイト 求人ページ
中一&スマイルカンパニーについて
若桜町を土木建設の分野で支える中一建設株式会社と、鳥取県内7つのアウトドア・観光施設の運営実績をもつ株式会社スマイルキューブの合同出資により会社設立。若桜町の代表的な観光資源でもある氷ノ山を生かした雇用拡大と関係人口の獲得など、アウトドアツーリズムによる地方創生に取り組んでいます。

<企業概要>
中一&スマイルカンパニー株式会社
住所/鳥取県八頭郡若桜町舂米(つくよね)635-13 高原の宿氷太くん内
電話/0858-82-1111

<運営サイト>
わかさ氷ノ山 各施設の最新のお知らせは、公式ホームページでご確認ください。
http://www.hyounosen.or.jp/
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