岡山労働局などでつくる「おかやま働き方改革会議」は３０日、積極的に取り組む岡山県内事業所をたたえる「岡山働き方改革パイオニア企業」に、有給休暇の取得アップなどに力を入れる４社・院を選び、表彰した。

　総合人材サービス業のキャリアプランニング、医療用品メーカーのダイヤ工業、名越産婦人科（いずれも岡山市）、こいのぼり製造の徳永こいのぼり（和気町）。

　キャリアプランニングは在宅や短時間の勤務、子どもの送迎のための時差出勤といった制度を取り入れ、育児や介護との両立を支援。ダイヤ工業はリフレッシュ休暇を推奨して有給休暇の取得率を上げたほか、社員同士の交流を深める研修システムを導入している。名越産婦人科は有給休暇の取得促進、キャリア形成の支援策の充実などで人材の定着を図っている。徳永こいのぼりは社員の健康づくりのため、体操や食事講習などを実施している。

　岡山市内で表彰式があり、各社の代表者が成毛節局長から盾を受け取った。