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米、ベネズエラへの制裁再開 野党候補の出馬禁止で

 29日、ベネズエラ・カラカスで記者会見する野党統一候補マリア・コリナ・マチャド氏(ロイター=共同)
 29日、ベネズエラ・カラカスで記者会見する野党統一候補マリア・コリナ・マチャド氏(ロイター=共同)
 【ワシントン、サンパウロ共同】バイデン米政権は29日、南米ベネズエラの最高裁が今年後半に予定される大統領選で野党統一候補の出馬を禁じる判断を示したことを受け、同国への制裁を再開した。ベネズエラの国営金採掘企業との取引を2月13日までに停止することを米企業に求めた。

 最高裁は独裁色を強めるマドゥロ政権の影響下にある。野党統一候補のマリア・コリナ・マチャド氏は1月29日に首都カラカスで記者会見し、最高裁の判断を「司法の犯罪」と批判した。

 ロイター通信によると、米政権は昨年10月に発表した経済制裁の一部緩和を延長しないほか、追加措置も検討している。

(2024年01月30日 12時57分 更新)

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