山陽新聞デジタル|さんデジ

ファジ 悲願のJ1へ団結と競争 宮崎でキャンプイン

宮崎市でキャンプインし、トレーニングに励むファジアーノ岡山イレブン=宮崎県総合運動公園
宮崎市でキャンプインし、トレーニングに励むファジアーノ岡山イレブン=宮崎県総合運動公園
 サッカーJ2ファジアーノ岡山は28日、宮崎市の宮崎県総合運動公園でキャンプインした。Jリーグ参入16シーズン目で悲願のJ1昇格に挑むチームは2月10日までの14日間、Jクラブとの練習試合などを通じて連係強化を進め、栃木との開幕戦(2月25日・シティライトスタジアム)に備える。

 13年目となる宮崎キャンプには全30選手が参加し、午前と午後の2部練習で汗を流した。今季は実力者13人を新たに迎え、昨季の主力も大半が残留。実戦形式のトレーニングでは、就任3年目の木山隆之監督が見守る中、選手たちは攻守に激しいプレーでアピールしていた。

 過去最高の3位から10位に後退した昨季は、1試合平均1・17点(リーグ12位)と得点力不足に苦しんだ。昨季韓国2部リーグで2桁得点を挙げた新加入のFWグレイソンは「精度の高いシュートが武器。結果を出していく」と意気込んだ。

 対外試合は30日のJ2横浜FC戦を皮切りに2月3日に徳島戦、同6日にJ3金沢戦を予定している。木山監督は「(選手同士の)団結と競争を両立させ、チームを仕上げていく」と話した。

(2024年01月28日 19時46分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ