スポーツで輝かしい成績を収めた郷土のアスリートらを顕彰する「第８２回山陽新聞体育賞」の贈呈式が２７日、岡山市北区柳町の山陽新聞社で開かれた。第７６回全日本バレーボール高校選手権で２大会ぶり５度目の優勝を果たした就実高バレーボール部女子に体育特別賞、第３１回全国中学校駅伝で史上２校目となる男女同時優勝を飾った京山中陸上部など２団体７個人に体育賞が贈られた。

　受賞者、選考委員ら約３０人が出席。山陽新聞社の松田正己社長が選手らに表彰状とメダルを手渡し、「皆さんは国内外の大会で素晴らしい成績を残された。受賞を機に、さらに練習を重ねて県民に元気と感動を与える活躍を見せてほしい」とたたえた。受賞者を代表し、就実高バレーボール部女子の西畑美希監督が「紙面での報道が多くの方からの応援につながっている。賞に恥じないよう、これからも精進していきたい」と謝辞を述べた。

　賞は顕著な結果を残した岡山ゆかりの選手や育成に功績のあった指導者らに山陽新聞社が贈っている。

　他の受賞者は次の皆さん。（敬称略）

　【体育賞】ソフトテニス　上松俊貴（２５）＝ＮＴＴ西日本▽自転車　太田海也（２４）＝日本競輪選手会・楽天Ｋドリームス▽ライフル射撃　岡田直也（３３）＝ＡＬＳＯＫ▽テニス　加治遥（２９）＝島津製作所▽柔道　白石響（２２）＝環太平洋大４年▽登山　操山高山岳部男子▽アーチェリー　中西絢哉（２４）＝シーアール物流▽ゴルフ　久常涼（２１）＝ＳＢＳホールディングス