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「時」をテーマに一筆啓上賞 日本一短い手紙のコンクール

 「第31回一筆啓上賞」の入賞者発表会で、あいさつする丸岡文化財団の田中典夫理事長=25日午前、福井県坂井市
 「第31回一筆啓上賞」の入賞者発表会で、あいさつする丸岡文化財団の田中典夫理事長=25日午前、福井県坂井市
 日本一短い手紙のコンクール「第31回一筆啓上賞」の大賞が25日、発表され、さいたま市の小学4年山田小太郎君(10)らの5作品が選ばれた。今年のテーマは「時」で、主催する丸岡文化財団(福井県坂井市)によると、国内外から3万4067通の応募があった。

 山田君は「ママがぼくを産んだしゅんかんに、ぼくの時がはじまった。」と母への思いを込めた。福井市の会社員西野日菜さん(25)は「火葬場から帰る車の中、膝の上に小さい爺ちゃんが居て、あぁ昔と逆だなって思ったよ。」と亡くなった祖父との思い出をつづった。

(2024年01月25日 11時16分 更新)

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