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海の緊急通報「118番」に 尼神インター渚さん 玉野で啓発

巡視艇に乗り込み啓発活動に出発する渚さん
巡視艇に乗り込み啓発活動に出発する渚さん
 海の事故・事件の緊急通報番号にちなんだ「118番の日」の18日、玉野海上保安部は玉野市観光大使を務めるお笑いコンビ・尼神(あまこう)インターの渚さんを一日海上保安部長に任命した。渚さんは船上から、海での安全確保や番号の正しい利用を呼びかけた。

 巡視艇「たまなみ」の甲板で、長澤宏樹部長が渚さんに任命状を手渡した。渚さんは「一日海上保安部長」のたすきをかけて宇野港を出航。プレジャーボートや岸壁の釣り客らに「海の緊急通報用番号118番を活用しましょう」「ライフジャケットは常時着用を」などとマイクで啓発した。

 渚さんは「私も118番をよく知らなかったので、番号が少しでも周知されればうれしい」と話した。

 同保安部によると、第6管区海上保安本部管内(岡山、広島、香川、愛媛、山口県東部)の2023年の船舶・人身事故通報は316件だった。

(2024年01月18日 15時52分 更新)

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