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志賀原発で想定超える揺れ 規制委、安全上問題なし

 石川県・志賀原発
 石川県・志賀原発
 原子力規制委員会は10日の定例会合で、能登半島地震の際に北陸電力志賀原発(石川県)で観測した揺れの加速度が、設計上の想定を一部でわずかに上回っていたと事務局から報告を受けた。安全上の問題はないとしているが、地震担当の石渡明委員は「今回の地震は非常に規模が大きく、専門家の研究結果を今後の審査に生かす必要がある」と述べた。

 今後、取り入れるべき新知見が得られれば規制に反映し、既設の原発にも適用する「バックフィット」も検討する。

 志賀1、2号機は停止中で、2号機は再稼働に向けて規制委の審査中。

(2024年01月10日 20時19分 更新)

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