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石川へ寝袋やアルファ米発送 能登地震支援へ総社、笠岡市

総社市役所
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笠岡市役所
笠岡市役所
 総社、笠岡市は10日、能登半島地震で被災した石川県へ支援物資を発送した。

 総社市は、登山家の野口健さんと連携して寄贈を呼びかけている寝袋。市の第1便となる762個を野口さん側の分と合わせて七尾、輪島市の避難所で活用してもらう。

 片岡聡一市長は「避難者に暖かさを届けたい」と話した。今後も続ける。

 9日には七尾、かほく市へのふるさと納税に関し、両市に代わって手続きを行う「代理寄付」の受け付けも始めた。

 笠岡市は同県志賀町に向け、アルファ米4250食、ブルーシート100枚、アルコール消毒液104・6リットルの備蓄品と、民間企業から提供されたおむつ1344枚を送った。輸送は三原運送(同市有田)が協力した。

 共通の自治体組織に加盟する縁があり、支援を申し出た。トラック出発に際し、小林嘉文市長は職員約50人を前に「西日本豪雨では全国の皆さんに助けてもらった。全力で支援しよう」と述べた。

 市民から寄せられた214万円余りの義援金も同町に送金予定。

(2024年01月10日 16時15分 更新)

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