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トランプ氏、免責特権を主張 米高裁、議会襲撃巡り攻防

 ワシントンのホテルで記者会見するトランプ前大統領=9日(AP=共同)
 ワシントンのホテルで記者会見するトランプ前大統領=9日(AP=共同)
 【ワシントン共同】2021年の米議会襲撃事件で起訴されたトランプ前大統領は9日、訴追免責の特権があるかどうかを巡る審理のためワシントンの連邦高裁に出廷した。閉廷後、大統領在任中の行動は刑事責任を免れると主張し、検察側と争う姿勢を示した。返り咲きを目指す11月の大統領選を前に、法廷闘争での攻防が続きそうだ。

 共和党は今月15日、党候補指名争いの初戦となる中西部アイオワ州党員集会を開く。トランプ氏本人が出廷する義務はないが、あえて法廷に姿を見せてメディアの注目を得ることで、刑事訴追が政治的な動きだと支持層にアピールする狙いがあるとみられる。

(2024年01月10日 08時19分 更新)

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