頑張る子どもの背中押す絵本に 作家イシズさん 新刊に込めた思い
わが子の目に映る世界を想像しながら、赤ちゃんに泣いている理由を優しく問いかける絵本「どうしてそんなにないてるの?」(2017年、えほんの杜)の作者イシズマサシさん(60)=広島市出身=が、新刊「ぼくはダンサー」(岩崎書店)を出版した。主人公はバレエをしている男の子。そう。あの時、赤ちゃんだった息子の颯才君(8)をモデルにした絵本だ。イシズさんに絵本に込めた思いや、子どもとの向き合い方について聞いてみた。
「ぼくはダンサー」に登場するのは、バレエの発表会本番を迎えた男の子。「音をはずしたらどうしよう」「ふりつけを間違えたらどうしよう」。そんな思いにかられている男の子...
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(2024年01月10日 15時19分 更新)