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対無人機でウクライナ支援表明 上川氏、NATO基金に53億円

 ウクライナのクレバ外相(右)と共同記者発表に臨む上川外相。空襲警報が発令され、発表は地下シェルターで行われた=7日、キーウ(共同)
 ウクライナのクレバ外相(右)と共同記者発表に臨む上川外相。空襲警報が発令され、発表は地下シェルターで行われた=7日、キーウ(共同)
 【キーウ共同】上川陽子外相は7日(日本時間同)、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、クレバ外相と会談した。ロシアによる侵攻が長期化し、国際社会の支援疲れが表面化する中、支援を続ける日本の立場を伝達。会談後の共同記者発表で、ウクライナに対無人航空機検知システムなどを供与するため、北大西洋条約機構(NATO)の基金に新たに約3700万ドル(約53億円)を拠出すると表明した。

 上川氏は、ゼレンスキー大統領やシュミハリ首相を表敬訪問した。

 昨年9月の外相就任後、上川氏のウクライナ訪問は初めて。事前の対外公表はせず、ポーランドから列車で入国した。

(2024年01月07日 23時27分 更新)

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