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20歳の自覚と責任を胸に式典 新見市と新庄村、県内トップ切り

新見市の式典に臨む出席者
新見市の式典に臨む出席者
出席者を代表して決意を述べる荒川さん(手前右)=新庄村
出席者を代表して決意を述べる荒川さん(手前右)=新庄村
 成人の日(8日)を前に、岡山県内市町村のトップを切って新見市と新庄村で2日、20歳を対象にした式典(旧成人式)が開かれた。両会場ではスーツや振り袖姿の出席者が友人との再会を喜び合い、社会の一員としての自覚と責任を胸に刻んだ。

 新見市では「二十歳の集い」がまなび広場にいみ(同市新見)であり、216人が出席。戎斉市長は「未来を担う皆さんの発想力、行動力に期待している」と激励した。代表して九州工業大2年の小林秀之さん(20)は「これまで出会った全ての人に感謝し、魅力ある新見の将来を築く一翼になれるよう努力する」と誓った。

 式典後、出席者は記念撮影や近況報告などで旧交を温めていた。

 新庄村は「二十歳のつどい」を村公民館で開催。対象者6人全員が出席し、一人一人が新年の抱負や将来の夢などを発表した。

 小倉博俊村長は「人生は挑戦。目標や目的に向かって頑張ってほしい」とあいさつ。代表の津山東高専攻科2年荒川太一さん(20)が「お世話になった方々に、誇れる人となれるよう日々精進していく」と述べた。

 両市村では年末年始の帰省時期に合わせて式典を毎年開催。成人年齢が18歳に引き下げられたことを受け、昨年から名称を変更した。

(2024年01月02日 18時52分 更新)

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