山陽新聞デジタル|さんデジ

干支ちなみ タツノオトシゴ仲間に 玉野海洋博物館で企画展

今年の干支にちなみ仲間入りしたタツノオトシゴ(上)とハナタツ
今年の干支にちなみ仲間入りしたタツノオトシゴ(上)とハナタツ
 今年の干支(えと)・辰(たつ)にちなみ、玉野海洋博物館(玉野市渋川)はタツノオトシゴの企画展を開いている。今月30日まで。

 瀬戸内海をはじめ日本近海に広く生息しており、黒色の「タツノオトシゴ」と、仲間で赤や黄色の「ハナタツ」の計5匹が展示のため新たに仲間入り。体長8~10センチで、流されないよう尻尾をサンゴに巻き付けて揺れる姿が人気を集めている。

 タツノオトシゴは雄の腹部にある「育児のう」に雌が卵を産み、成長するまで雄がおなかで保護する独特の子育てで知られる。つがいになると一生添い遂げることからも「夫婦円満の御利益がある」と岡秀彦館長。

 家族旅行で訪れた男性(34)=愛媛県四国中央市=は「泳いでいる姿を初めて見たが、角や尻尾が小さくてかわいい」と写真を撮っていた。

 水曜休館。大人500円、中学生以下250円、4歳以下無料。問い合わせは同館(0863―81―8111)。

(2024年01月06日 18時00分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ