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ライン投資話で5千万円被害 岡山の男性、県警注意呼びかけ

岡山県警本部
岡山県警本部
 岡山県警は28日、岡山市内の男性が通信アプリのLINE(ライン)で投資話を持ちかけられ、5千万円をだまし取られる被害が発生したと発表した。見知らぬ人からの連絡を拒否できる機能の活用など被害防止を呼びかけている。

 県警生活安全企画課によると、男性は9月、見知らぬLINEアカウントから「投資戦略」や「市場動向」の文言が盛り込まれたグループに招待されて参加。数人との個別のやりとりを経て、投資アプリをインストールしネットバンクの口座を開設した。

 11月には投資名目で15回にわたり計5千万円を振り込んだ。アプリ上では利益が出ていたが、さらに高額投資を要求された上、口座から現金が引き出せなくなったことから不審に思い、県警に相談したという。

 同課は今夏以降、同様の被害を他に1件確認しており「『必ずもうかる』という投資はない。誘いに乗らないでほしい」と訴える。

(2023年12月28日 19時46分 更新)

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