笠岡市のＪＲ笠岡駅前の広場に、市内の高校生らによって飾り付けられたイルミネーションがお目見えし、通行人の目を楽しませている。来年１月３１日まで。

　笠岡、笠岡商業、笠岡工業、龍谷の各高校と西備支援学校高等部の生徒が、学校ごとにデザインを考案。青や緑、赤のＬＥＤ（発光ダイオード）で時計台やバス停を彩った。写真映えするドーム形や広げた羽のようなオブジェもある。

　同駅前のイルミネーションは一時休止状態になっていたが、駅前商店街関係者らでつくる実行委が市中心部のにぎわい創出を目指し、２０１８年に復活させた。桝平一平代表は「学生をはじめ、多くの人の協力で今年も駅前が華やかになった。多くの人に見に来てほしい」と話している。

　点灯時間は午後５時～翌日午前０時半。同駅と市役所方面を結ぶ県庁通りのケヤキにも電飾が施されている。