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部下にパワハラ 男性係長を減給 福山消防組合、訓練制限や叱責

福山地区消防組合
福山地区消防組合
 福山地区消防組合消防局は27日、部下を大声で叱責(しっせき)するなどのパワーハラスメントをしたとして、福山市内の消防署に勤務する消防司令の男性係長(47)を同日付で減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 同局によると係長は5月、救助技術の大会を控える20代の男性隊員に精神的苦痛を与える目的で業務を命じて隊の訓練を制限した。落ち込んだ隊員に「いつまでそうしている」などと叱責。隊員は精神疾患を理由に52日間の病気休暇を取得した。

 また30代の男性隊員に厳しく接し、ささいなミスを指摘するなどした。係長は「必要な業務を与えた。大声で叱責もしていない」と話しているという。

 監督責任として、署長(58)を訓告処分とした。

(2023年12月27日 20時00分 更新)

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