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環境改善ポスター優秀作品に9点 美作高、近隣小学生から募集

美作高が募集したポスターコンクールで受賞した児童
美作高が募集したポスターコンクールで受賞した児童
 美作高(津山市山北)は、学校近くを流れる宮川の環境改善に取り組む「ほたる飛び交う宮川づくりプロジェクト」で、小学生対象のポスターコンクールを初めて開き、優秀作品9点を選んだ。

 きれいな宮川を取り戻す機運を高めたいと近隣の林田、東、北、弥生、一宮、高田の6小の児童から7~9月に募集。高校でデザインを学ぶ現代創造コースの2年生全28人による投票で選んだ。

 最優秀のグリーンベルト大賞は一宮小4年の白石李果さん(10)が受賞。黒く塗った画面に歯ブラシで黄色の絵の具を散らして飛び交う無数のホタルを表現し、「あの輝きをもう一度」と呼びかけた。ハスの葉やホタルをかたどった折り紙も貼り、個性的な作品に仕上げた。

 同高は大賞作品のポスターを100枚作り、市内の全35小中学校や公民館に配布する予定。プロジェクトは2022年、従来の清掃活動を発展させる形でスタートさせ、生徒が水質調査やカワニナの養殖、新聞発行に取り組んでいる。

 他の受賞者は次の皆さん。(敬称略)

 【津山市長賞】小林美月(東小5年)、大成有叶(北小4年)、絹田鈴果(一宮小1年)【美作県民局長賞】寺坂奏音(東小6年)、堀実聖(一宮小3年)、新家りこ(北小2年)【美作学園理事長賞】松本実夕(北小5年)、池田千絵(一宮小2年)

(2024年01月03日 07時00分 更新)

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