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小惑星名に兵庫県立大講師 「Narusawa」記念

 小惑星命名の記念額を持つ兵庫県立大「自然・環境科学研究所」の鳴沢真也専任講師=27日午後、神戸市
 小惑星命名の記念額を持つ兵庫県立大「自然・環境科学研究所」の鳴沢真也専任講師=27日午後、神戸市
 1989年に発見された小惑星が、兵庫県立大「自然・環境科学研究所」の鳴沢真也専任講師の名前にちなんで「Narusawa」と命名され、NPO法人東亜天文学会は27日、神戸市西区のキャンパスで記念額を贈呈した。鳴沢氏の功績を評価して、同会が国際天文学連合(IAU)に名前を申請し、今年11月に登録された。

 小惑星は直径約4・8キロで、火星と木星の軌道の間に存在し、太陽を4年近くかけて1周する。89年に天文同好会である東亜天文学会に所属する北海道のアマチュア天文家2人に発見されたが、名前は付けられておらず、同会理事長に命名提案権が一任されていた。

(2023年12月27日 16時39分 更新)

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