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空手国際大会で好成績 市長に報告 出場した岡山、倉敷の小中高生ら

大森市長(右端)に得意の蹴りを披露する小倉さん
大森市長(右端)に得意の蹴りを披露する小倉さん
伊東市長(左端)と記念写真に収まる倉敷市在住の選手ら
伊東市長(左端)と記念写真に収まる倉敷市在住の選手ら
 空手の国際大会「芦原空手ワールドチャンピオンシップ」(11月、松山市)に出場した岡山、倉敷市の小中高生らが25日、それぞれ地元の市役所を訪れ、好成績を報告した。日本、ルーマニアなど16カ国から約300人が出場し、年齢や体重別で覇を競った大会。選手は両市長から激励を受け、さらなる飛躍を誓った。

 岡山市役所を訪れたのは、いずれも組手の部にエントリーし、16、17歳男子55キロ級で優勝した西大寺高2年小倉康暉さん(17)▽14、15歳女子55キロ級2位の福南中3年富沢夢さん(15)▽12、13歳男子40キロ級3位の富沢奨さん(13)―の3人。所属する芦原会館岡山支部の吉田唯志支部長が付き添った。

 小倉さんが「外国人選手はパワーが強かったが、得意の蹴りで打ち勝つことができた。優勝できてうれしい」と報告。大森雅夫市長は「国際大会の経験を糧にどんどん強くなって」と励ました。

 倉敷市役所には芦原会館倉敷支部所属の5選手が中村満夫師範代と訪問。個人種目は、中島小6年川野紗希さん(12)が12、13歳女子形で優勝、同組手で3位。福田中2年永久智浩さん(13)が12、13歳男子50キロ以上組手で頂点に立った。顔面あり組手の18~44歳60キロ未満で原一八さん(20)、同70キロ未満で原健太さん(19)=いずれも児島塩生=兄弟はともに3位だった。

 男女混合の12、13歳団体形は永久さん、西中1年渡邊佑心さん(13)、川野さんの3選手が出場し、準優勝だった。

 それぞれ「練習の成果を結果に残せて良かった。さらに強くなりたい」「メンバーの熱い気持ちで勝ち取った成績」と大会を振り返り、伊東香織市長は「これからもスポーツの素晴らしさを感じ、頑張ってほしい」とエールを送った。

(2023年12月26日 17時57分 更新)

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