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人身売買疑いで旅客機の離陸阻止 仏、インド人300人超が搭乗

 フランス・バトリ空港
 フランス・バトリ空港
 【パリ共同】フランス捜査当局は22日、UAEからニカラグアに飛行中、フランスに給油のため一時着陸した航空機の離陸を停止させたと発表した。同機には300人以上のインド人が搭乗。いずれも人身売買の被害者の疑いがあり、搭乗者2人を拘束した。フランスメディアが伝えた。

 離陸を停止させられたのはルーマニアのレジェンド航空機で、21日にフランス北東部マルヌ県のバトリ空港に一時着陸。搭乗者が人身売買の被害者である可能性が高いとの匿名の通報を受け、離陸を阻止した。バトリ空港はパリから東に約150キロ。当局はニカラグアへの渡航目的について、最終的に米国やカナダに不法入国するためではないかとみている。

(2023年12月23日 18時42分 更新)

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