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山本由伸、米メディアが特集記事 メジャー史上投手最高額に注目

 WBCで共に日本代表としてプレーした大谷(右)と山本=マイアミ(共同)
 WBCで共に日本代表としてプレーした大谷(右)と山本=マイアミ(共同)
 【ニューヨーク共同】プロ野球オリックスの山本由伸投手が、大谷翔平の加入したドジャースと12年契約の3億2500万ドル(約465億円)で合意したことを受け、米メディアは22日、特集記事を掲載。投手としてはメジャー史上最高総額となり、注目が集まった。

 スポーツ専門サイト「アスレチック」は「メジャーで一度もマウンドに立たずに、地球上で最も才能ある投手との評価を、お金で受け取った」とした。別記事では高額となった原因を分析。当初試算は7年2億ドルで、2014年に山本と同じ25歳で楽天からヤンキースに移籍した田中将大の7年1億5500万ドルに物価の差を勘案したという。だが、今オフ移籍が見込まれた若い投手の多くが不調に終わり、資金力豊富な球団の成績が振るわず補強に動いたことが、高騰を招いたとした。

 スポーツ・イラストレーテッド誌(電子版)は、日本は中6日と登板間隔が長いことをリスクとし「それでも今移籍市場に輝く宝石」。大型契約は「大谷が大半を後払いとしたために獲得できた」と分析した。

(2023年12月23日 14時02分 更新)

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