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育児相談できる友人つくろう 倉敷の母親団体 24日にXマス会

クリスマス会の準備を進める丸山さん(左端)ら
クリスマス会の準備を進める丸山さん(左端)ら
 障害のある子どもを育てる倉敷市内の母親グループ「障害児(者)親の会 アオゾラ」は24日、育児に悩む保護者や子どもらを対象にしたクリスマス会を、くらしき健康福祉プラザ(同市笹沖)で開く。イベントを通して交流し、気軽に相談できる友人をつくってもらう狙い。

 同グループは、2年前に障害がある長男を亡くした共同代表の丸山麻利さん(34)が、孤立化しがちな保護者の力になりたいと発案。発達障害などがある子どもを育てている知人の母親2人と6月に立ち上げた。

 以来、障害や病気の有無に関係なく親子で参加できるイベントの開催を目的に活動。10月に市内の公園で開いた座談会は、保護者と子どもら約50人が一緒に弁当を食べ、病院や保育園の選び方について情報交換した。

 クリスマス会は、画用紙とシールを使ってクリスマス飾りを作製。地元コーラスグループの発表会や親子で楽しめるダンス教室を開く。丸山さんは「子育てに悩む親たちが同じ境遇の仲間と交流の輪を広げる機会にしたい」と話している。

 午前10時~正午。参加無料。申し込みが必要で、問い合わせはメール(aozora20230622@gmail.com)。

(2023年12月21日 19時33分 更新)

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