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外国飛行士も20年代に月へ 米副大統領、中国に対抗

 ハリス米副大統領(ロイター=共同)
 ハリス米副大統領(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】ハリス米副大統領は20日、大統領への助言機関である国家宇宙会議で演説し、米主導の月探査「アルテミス計画」で2029年までに、米国だけでなく外国の飛行士も月面に降り立たせたいと表明した。米国は宇宙利用の原則を示す政治宣言「アルテミス合意」に署名した33カ国との結束を強め、月面基地の建設を目指す中国に対抗する。

 ハリス氏は、国名には言及しなかった。日本は月を周回する基地の建設に参加、月面探査車の開発でも貢献し月面着陸の機会を得ることを目指している。

 アポロ計画から50年以上ぶりとなる米飛行士の月面着陸は25年末が目標で、その後28年、29年にも実施を見込む。

(2023年12月21日 06時38分 更新)

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