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山陽女子ロード「最高の走りを」 開会式で選手たちにエール

選手の快走を期待し、エールを送った山陽女子ロードレース大会の開会式=山陽新聞社さん太ホール
選手の快走を期待し、エールを送った山陽女子ロードレース大会の開会式=山陽新聞社さん太ホール
 17日に岡山市街地コースで開催される第42回山陽女子ロードレース大会(岡山県、岡山市、山陽新聞社など主催、特別協賛・大王製紙エリエール)の開会式が16日、岡山市の山陽新聞社さん太ホールであり、岡山路で一年を締めくくるレースに挑む選手たちに関係者がエールを送った。

 選手、監督、来賓ら約220人が出席。大会会長の松田正己山陽新聞社社長(岡山陸上競技協会会長)が「コロナ禍が落ち着き、4年ぶりに声出し応援が戻ってくる。沿道の声援を力に記録と記憶に残る最高の走りを期待します」と激励した。岡山市出身で五輪女子マラソン連続メダリストの有森裕子さんは「人はイメージ次第で変われる。誰よりも輝く自分を信じ、このレースを変化のきっかけにしてほしい」と呼びかけた。

 会場では、ハーフマラソンに出場する2019年世界選手権マラソン代表の谷本観月選手(天満屋)や中野円花選手(岩谷産業)らが「最後まで諦めない粘りの走りで笑顔でゴールする」「(次戦の)マラソンに向けていい1本にしたい」と抱負を語る映像が流された。「おかやまの女性ランナーを支援する会」の三村由香里理事から岡山陸協の松田会長に「伊原木洋子記念助成金」の贈呈もあった。

 大会はシティライトスタジアムを発着点に「有森裕子杯」ハーフと「人見絹枝杯」10キロが行われ、計275人がエントリー。ハーフは午前10時、10キロは同10時15分にスタートする。

(2023年12月16日 19時54分 更新)

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