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山陽道通行止め解除で取り締まり 備前署 渋滞軽減で速度超過警戒

国道2号沿いで警戒する備前署のパトカー=備前市三石
国道2号沿いで警戒する備前署のパトカー=備前市三石
チラシを配って改めて交通安全を呼びかける協助員=備前市伊部
チラシを配って改めて交通安全を呼びかける協助員=備前市伊部
 車両火災を原因とする兵庫県の山陽自動車道下り線・播磨ジャンクション―赤穂インターチェンジの通行止めが15日解除されたのを機に、備前署は16日、備前市内で取り締まりや啓発活動を行い、安全運転の徹底や交通事故防止を改めて訴えた。

 岡山、兵庫の県境を越えて通る国道2号と国道250号で生じていた渋滞が軽減される半面、「スムーズに走行できるように戻ったことで速度超過による事故が懸念される」(備前署)として兵庫県警赤穂署、相生署と一斉に各地で実施した。

 備前署は県境に近い備前市三石の国道2号沿いでパトカーを配備して警戒し、スピード違反の取り締まりも行った。市内スーパーでは交通警察協助員と署員の9人が無理な横断をしないよう注意喚起するチラシと反射材を買い物客に配布した。

 車両火災は9月5日未明、尼子山トンネル(兵庫県相生市―赤穂市)内で発生。壁の修復や設備の復旧が終了し、12月15日午前11時、通行止めが解除された。

(2023年12月16日 12時37分 更新)

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