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鶴坂踏切の風景 旧往来沿いに日当たりのいい家

 姫路駅と新見駅が一本の線路でつながったのは1936(昭和11)年4月8日。そのうちの作州の津山と備中の新見を結ぶ鉄道は作備線として工事され、1930(昭和5)年12月11日に開業した。1936年10月10日には起点を姫路駅、終点を新見駅とする姫新線158.1キロになったが、最初に汽車が走った津山・美作追分間17.6キロは1923(大正12)年8月21日から1936年10月9日まで作備線だった。

 坪井駅から西に1.8キロ。令和癸卯(みずのとう)の年を3週間残すばかりとなった午後、坪井・美作追分間の鶴坂踏切には春を思わせる日差しが注いでいた。...
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(2023年12月15日 11時00分 更新)

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